甘い麦

共働きで年子の兄弟を育てる記録。主に仕事と家事育児の両立について。

【時短】共働き三種の神器(食洗機・衣類乾燥機・ルンバ)

世の中で「共働き三種の神器」と言えば、
・食洗機
・衣類乾燥機(又は乾燥機付洗濯機)
・ルンバ

ですね(異論は認めないッ!)我が家にも最終的に全員集合しました。今回は導入の経緯と、導入によるメリットについて。

1 食洗機

育休中の引越を機に使用開始。食洗機を導入しても、下洗い・後片付け・食洗機不可の食器洗いなど、「食器洗い」という家事自体は残る。
しかし「この食器のこの部分、洗いにくい!」とか「洗っても洗っても、ちっともキュキュっとしない!」といったストレスは、食洗機に任せることで解消した。
なお、食洗機を導入すると、食洗機使用可能な食器を意識して選ぶようになるが、お椀はなかなか難しい。「食洗機OK」の椀は、「赤&黒!塗り物風のプラスチック!!」という感じで非常に味気ない。
仕方なく塗り椀だけ手洗いしていたが、この商品を見つけて購入した。
くらしと生協|いいもの、いっしょに。
毎日食洗機にかけて半年ほど経つが、特に劣化など見られない。子ども用があるのも嬉しいところである。

2 衣類乾燥機

導入したのは一番最後、共働き開始1年後だった。(しかも、ちょうど処分を検討されている方からもらったもの)
これがない頃は、浴室乾燥機(それもなかった頃は除湿器)を稼働させていた。といっても、一度に処理できる量が限られるため、雨の日は洗濯しない・量を減らすなど、天気に合わせた洗濯をしていた。
導入後も、乾燥機に入れられない衣類もあるので、全自動で洗濯→乾燥まで終了、というものではない。しかしメリットとして、

ア 天気を気にせず毎日一定量の洗濯ができる

週間天気予報をかかさずチェックして、「明日は雨だから明後日、多めに洗濯して...」など、洗濯物に頭を悩ませることから解放された。

イ 「乾燥機にかけられるものだけ洗濯→そのまま乾燥機に突っ込む」という楽々コースが選択できる

我が家では夜に洗濯しており、疲労困憊でもう冬のナマズみたいに眠りたい...というときや、体調不良のときなど、物干台にしがみつくようにして洗濯物を干していたが、そのような苦行から解放された。

なお、洗濯機・乾燥機の組み合わせパターンはいくつかあるが、経験上、縦型洗濯機に付いている乾燥機能は全く当てにならない
重力のパワーがッ!衣類の乾燥を妨げるぅぅッ!

という感じで、濡れた衣類が重力で洗濯機の底に溜まり、乾燥の空気がちっとも通らず、洗い直した方がマシくらいのひどい生乾き臭だけ残して終わる。乾燥機を使いたい場合は、ドラム型洗濯乾燥機にするか、乾燥機を別付けすることをお勧めする。

ドラム型洗濯乾燥機は使用したことがないため詳しく書けないが、導入を検討した際あれこれ調べた範囲では、
メリット:とにかく洗濯物を入れておけば、洗濯→乾燥 までやってくれる。眠い目をこすりつつ洗濯が終わるのを待つ必要がない。
デメリット:別付けタイプの乾燥機と比較して、乾燥にやたら時間がかかる。/縦型洗濯機と比較して、洗浄力が劣る。
という感じだった。ドラム式は「洗濯機と乾燥機の折衷」みたいなものと考えればデメリットも享受できるし、洗濯→乾燥 を自動でやってくれるメリットは大いに魅力的である。
洗濯機が壊れたら、購入を検討してみよう...

3 ルンバ

[asin:B00IO9PBPS:detail]
これは三種の中でも最強ではないかと個人的に感じている。他の二種が、「家事負担の一部を軽減させる(しかし家事そのものは残る)」レベルであるのに対し、ルンバは家事(掃除)を完全に任せられる。「お掃除ロボット」と呼ばれるだけのことはある。

我が家では、共働き開始1週間後に「これはダメだ、忙しくて掃除に割く時間がない」と即導入を決定した。
世の中でよく言われるように、「ルンバが掃除できるような(床の上に物を置かない)部屋」が必要となるが、これはニワトリが先か、卵が先か問題と同じだッ!ルンバ導入すれば床の物を片付けるようになる!
もちろん万能ではないので、全ての部屋の隅々まで…というのは難しいが、それは週末に人間が掃除機をかければよい。
少なくとも、平日に埃が気にならないレベルは維持してくれる。
なお、注意点としては、毎日一定時間に始動タイマーをかけているので、たまにホームに戻れず電池切れした場合、時刻設定が狂って夜中のとんでもない時間に始動したりする。寝入った枕元にルンバが迫る恐怖というのはなかなかのものである。
また、思わぬメリットとして、【収納】子どもに自分で片付けさせる編 - 甘い麦記載のとおり、子がいつまでもオモチャを片付けない場合に「強権発動」させて、片付けを急がせるということもしています。

4 三種+α

三種に加えてもうひとつ、共働きで助けられた家電は布団乾燥機である。
何しろ幼児がいる家庭の布団は、様々な理由で濡れる・汚れる。布団を干したくても、平日は帰宅が夜になるため干せない。
布団乾燥機は、このようなときに役立つ。我が家ではこの商品を購入した。

これは、布団に本体送風口を差し込むだけなので、出し入れ・操作が手軽にできてよい。押し入れにしまっておいて、使いたいときにすぐ使える。

5 おわりに

各家電の役立ちレベルを独断で判定してみた。
レベル1:物理的な労働量の軽減
レベル2:レベル1に加え、人間の判断も極力不要となる
レベル3:人間はノータッチで仕事完遂してくれる
とするなら、
食洗機・布団乾燥機=レベル1
衣類乾燥機=レベル2
ルンバ=レベル3

と言えるであろう...!(ドジャーン!!)
だから何、と言われると、何も言えませんが... たとえば家庭内での購入検討時のプレゼン資料などに、ご活用ください。