甘い麦

共働きで年子の兄弟を育てる記録。主に仕事と家事育児の両立について。

【育児グッズ】レンタル活用編

育児グッズ市場...今まで生きてきて全く接することのなかった分野。つまり我々はこの分野の素人である。

私はただ、ある冬の日、赤ん坊の肌着でも買おうと思っただけなのだ。

途端に、「短肌着」「長肌着」「コンビ肌着」といった未知の奴らに囲まれてしまった!

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(「習いたてのワードで作ってみました」的概念図)

 

表現できたぜ・・・おれのハートを!究極の怒りを!・・・表現できたぜェ〜

どうかここで画面を閉じないでください

そして、学生時代より可処分所得がいくらか増え、反対に市場調査に割ける時間は少なくなり、産前産後で判断力も鈍っていた私は、消費者としての判断を放棄したのだった—

 

こんな経験から、育児グッズについて書こうと思った。

 今回はレンタル活用術について。

 

 レンタルのメリット

レンタルのメリットは、

・気軽に利用し、

・子に合わなかったり(1)

・使わなくなったり(2)

したら、すぐに返却できる点にある。また、

・帰省先で一定期間だけ使いたい(3)

ときにも便利である。

 

1:子に合わない

生まれたての赤ちゃんは純真無垢で、性格はない、と思っていたそこの私、大間違いだよ!

乳幼児にも好みがあり、兄弟間でも違うので、種々の育児グッズは「よかれと思って買ったけど、気に入ってくれなかった」という悲しい事態がたくさん起きる。 

見るからに、赤ちゃん喜びそうな要素だけを濃縮して作られているこの商品。

我が家は次男のときにレンタルしたが、本人はお気に召さずガンガン泣き続けたので、レンタル期間終了とともに返却した。

こういうときレンタルだと、「ま、使ってみたけど合わなかったね」と気軽に返却できるのでよい。

我が家のレンタル例:メリー (あくまで次男に合わなかったのであり、赤ちゃん喜び要素を濃縮しているこちらは良い商品です)

 

2:すぐ使わなくなる

この間まで毎日使っていたグッズが、気付けば不要になっている。 

赤ん坊は、生後1月はベビーバスで個別に入浴することとされているので、その間だけ必要となる。 

レンタル代(1月分)と、この商品の価格がほぼ一緒なので、「借りるより買う方が得」という気もするが、1月後、使わないがまだ古びておらず処分に困り、埃をかぶって場所をとるベビーバス...それを見るたびにすさむ心...荒れる家庭...という状況を考えると、「必要なときだけ貸してくれ、不要になったら引き取ってくれる」レンタルは、家族円満のためにも総合的にお得だ!

我が家のレンタル例:ベビーバス、ベビーベッド、乳児用チャイルドシート、バウンサー(ゆりかご的なもの)、バンボ(まだ一人座りできない時期の補助椅子) 

 

3 帰省先で短期使用

里帰り出産後のベビーベッドや、帰省時に実家の車に取り付けるチャイルドシートなど「そのときだけ必要」なものも、レンタルを駆使して乗り切ることができる。

また、自宅では赤子用に各種安全対策を施していても、帰省先では室内に危険がたくさんあったりするので、危険防止グッズを一時的にレンタルするのもよい。(のんびりするために帰ったはずの実家で、むしろ子から始終目が離せなくなりかえってストレス...などということも防ぐことができる。)

このサークルは、危険からの隔離に加え、中に乳幼児の心を揺さぶる玩具も内蔵されていたので、乳幼児向けの玩具に乏しい実家で活躍した。

レンタル会社によっては、レンタル期間10日間〜の所もあるので、短期使用にも向いている。

ただし、世の中同じことを考えている人はたくさんおり、お盆・年末年始は激戦となる場合もあるので、混雑期のレンタルは早めの予約をお勧めする。我が家では帰省の飛行機予約とセットでレンタルも予約している。

我が家のレンタル例:ベビーベッド、チャイルドシート、サークル

 

レンタルあれこれ

1 セカンドユースに抵抗がある場合

 →会社によっては、多少割高にはなるが「新品レンタル」というサービスを設けているところもある。

 

2 レンタル会社が近くにない・車がないので借りに行けない場合

 →宅配してくれる(引き取りも宅配業者に依頼できる)サービスを提供しているところをチェック。

 

3 実際に使用したレンタル会社

 

https://www.kasite.net/

ダスキンレントオール

→全国に店舗展開している/短期利用(10日間〜)ができる

→主に帰省時に利用

 


ベビー用品レンタル・ショッピングのナイスベビー

→様々な商品を宅配で借りられる/長期レンタルするほどお得になる料金設定

→主に自宅で利用

 

このほか、地元の(非チェーン展開)レンタル会社もお勧めである。利点は、配達時にチャイルドシート取り付け等のサービスをしてくれる所もあるところ。

チャイルドシートを使用したことのない祖父母世代にとって、重い岩石のようなシート取り付け作業は、結構な重労働である。夏の暑い日に汗を流しながら(あるいは冬の小雪がちらつく中、かじかむ手に息を吹きかけながら)、チャイルドシート取り付けする作業は大変なので、その辺を業者に依頼できるのはありがたい。

 

終わりに

レンタルだけでこんなにたくさん書いてしまい、レンタル業者による宣伝と間違われたらどうしようかと不安になってきた。

生まれてくる赤ちゃんに、中古品ばかり与えてかわいそう!という意見もあるかもしれないけれど、私自身がお譲りの恩恵を受けて育ち、幸い特にグレることもなく今日に至っているので、その辺を気にしない方であれば参考にしていただきたい。