甘い麦

共働きで年子の兄弟を育てる記録。主に仕事と家事育児の両立について。

【育児グッズ】赤ちゃん お洋服・オムツ編

「よ...よくわからんからそのテキトーに」「なんでもけっこうですじゃ 全部くだされ」

ジョセフ・ジョースターさん...その気持ち、よくわかります。(台詞を確認するためにジョジョの奇妙な冒険Part4をしばし読みふけっていたら、長男から「早くご飯つくってお腹すいた!」と抗議があり平謝りしました) 

哺乳ビンひとつを例に挙げても、

複数のメーカー>複数の商品>ビン(ガラス製・プラスチック製)>サイズ(小・大)>乳首(種類)>乳首(ゴム製・シリコン製)

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これだけの選択を経ないと、哺乳瓶一本にたどり着けない。(そして当然それぞれにメリット・デメリットがある!)

 

ということで、今回は「幾重もの判断を経て購入した・しなかったモノ」編です。

世の中にモノが売られるのは需要があるからであり、我が家でいらなかったモノであってもあくまで一例として参考にしてほしい。(なお、画像は例示のものもあります)

 

1 衣類

サイズは50・60くらいから展開しているが、これらはあっという間にサイズアウトするので、エコー検診で赤ちゃんの体重がそれなりにあるなら、70から揃えても十分。

ア 肌着

短肌着 「=大人の基本のシャツ」と見なし、必要枚数(※)揃える。

長肌着 地域にもよるが、夏以外の場合は、短肌着に重ねて着せる。裾が着物状

コンビ肌着 長肌着と同様の役割を果たすが、裾が脚に沿う形状

 →コンビ肌着を揃えれば、長肌着は要らなかった。

※ 枚数は、自宅の洗濯頻度と相談して決定。なお、ウンチ漏れ・乳を吐く などで、1日に複数回着替えることもあるので、少し余裕を見て用意。

イ つなぎ

季節に合わせて。なお、股下のボタンが多い服は、オムツ交換のたびにわずらわしいので注意。

ウ おくるみ

このように赤ちゃんを包む正方形の布。世間では「アフガン」とオシャレに呼ばれてもいる。バスタオルで代用できるが、あると「赤ちゃん!」気分が出る。1月くらいで使わなくなる(ベビーカーのひざかけ等に転用はできる)

エ よだれかけ

「スタイ」とも呼ばれている。新生児期すぐには使わないが、その後は多用。

どんどんサイズが変わる服自体を何着も買わなくとも、様々な色柄のスタイを変えるだけで雰囲気を変えられる。もちろんよだれも拭ける。

オ 靴下、帽子

室内では使わないので、新生児で室内寝たきりのうちは不要。外に散歩に出るようになったら、足先・頭保護のために着用。

カ ミトン

新生児は手が不随意運動のように動き回り、自分の顔を爪で意図せず傷つけてしまうため、保護の目的で使うもの。1月使うかどうかなので、1揃いあればよい。

キ 汗とりパット 

背中に挟んでおいて、汗をかいたらこれのみ襟元から抜いて交換する商品。買ったけれど使わず。(それ以外の(ウンチ漏れなどの)理由で頻繁に着替えしていたため。)

ク チョッキ

非常に便利。ちょっと寒いときに活用。これを着せておけば、布団をはいでしまっても安心。着膨れてもこもこすることもない。

我が家では祖母の手編みチョッキを「ばあちゃんチョッキ」と呼んで、今も冬は大活躍している。

 

2 オムツ

布オムツ・紙オムツ論争は、きのこたけのこ戦争と同様に決着がつかないので触れない。我が家は手軽さから紙おむつを使用している。

ア 紙オムツ

どんどんサイズアップしていくので、いきなり何箱もまとめ買いしない方がよい。個人差はあるが、M〜L以降は箱買いするくらいの長期間に渡り使用するようになった。

一方で、東日本大震災のときなど店頭からオムツが煙のように消え失せたので、「最後の1枚を履かせてから買いに行く」というギリギリ感も避けたいところである。

我が家では生協の個別宅配で購入している。生協のよい点は、安価な手数料で自宅まで届けてくれること・段ボール等の梱包がないので梱包ゴミの処分が不要・1個から気軽に注文できることである。(値段も、近隣ドラッグストアと変わらない。)

オムツのメーカーに特にこだわりはないが、一つだけメーカーに対し提言させてもらえるなら、「サイズが異なるオムツの絵柄はハッキリ違うものにしてほしい」に尽きる。

年子を育てていると、2人ともオムツ(しかしサイズは違う)という時期があり、例えばMサイズにもLサイズにもくまのプーさんが描かれていたりすると、ややこしくなる。

子ども本人に「プーさんのオムツ持ってきて」と頼めなくなるし、よく見ればサイズ標記もしてあるものの、老眼の進んだ祖父母にオムツ替えを頼むときや自分も急いでいるときは、うっすら書かれたサイズは参考にならない。

結局、片方のオムツは他メーカーのうさちゃんマークのやつね、などとなってしまう。

イ おしりふき

要はウェットティッシュだが、アルコールが含まれておらず肌にやさしい。これはまとめ買い推奨。とにかくどんどん使う。なお、パッケージにデデーンと「おしり!」と書いているが、隅に小さく「手や口も拭けます」と書いてあるので、子の離乳食が始まってからは、手口拭きにも転用。

しかしテーブルに「おしり!」デデーン!を置くのは抵抗があるので、これに入れてオシャレな食卓を演出。

お尻拭き用途のおしりふき(ややこしい)は、メーカー指定のケースに入れて使用しているが、この間こちらも使ってみたら、十分だった。おしりふきの袋の取出口に直接はって使える、フタだけの商品。

とにかくおしりふきは便利過ぎて職場でも使っているが、いかんせん「おしり!」なので、引出しに入れてこっそり使っている。(せっかくいい商品なので、「おしり!」ってアピールするのやめませんか??←メーカーへの提言その2)

トイレに流せるタイプもあるが、オムツを使ううちは流せないものの方が厚手で拭きやすい。トイレでの排泄を始めてから、流せるタイプをトイレに常備するようになった。

ウ おしりふき温め器 

上記のおしりふき(ウェットティッシュ)を、電気ポットのように人肌程度に保温しておく器具。

こんな商品を見たら、冷たいおしりふきで尻を拭くたびに拷問してるんじゃないかと良心が呵責するじゃないか!

結論から言うと買っていない。冬にトイレのウォッシュレットが冷水だったときの不快感を想像して、「とても耐えられない。子どもにもそんな思いをさせたくない」と思う場合は購入を検討するとよいかと思う。

エ オムツ廃棄用バケツ

これは、「ウィンナーを製造するかのごとく、オムツ1つ1つを袋で個別に梱包して捨てる」という目的の器具である。

おしりふき温め器といい、育児グッズ市場ではしばしば「ドラえもんに出てくるニッチな道具」的商品を見かける。

使用時期を過ぎたら用途がないという理由で、我が家では購入していない。

代わりに普通のフタ付バケツを使っている。

これなら、オムツ期が過ぎても「子の汚れた服の浸け置き用」など転用できるので便利。

ただし、当然のことながら「臭い物にフタ」してるだけなので、フタをあけるたびに臭う。ウンチは必ずビニールや新聞紙で個包装してから捨てているが、それでも臭う。そのため、置き場所は配慮すべき。

我が家は、洗面所に置いて、こちらの消臭器を常時稼働させている。

トイレットペーパー型消臭器(乾電池・ゲル別売) 約直径11.5×高さ11.5cm | 無印良品ネットストア

 

オ オムツ替えシート

たいへん重宝。1枚は自宅で使用し、1枚は外出用としてバッグに入れていた。

「オムツを開いたら予想以上のウンチが!」「オムツ交換の最中に噴水のようにシッコが!」などという事故がたびたび起こるので、下に敷いておくと安心。

カ 座布団

オムツと座布団??という感じかもしれないが、オムツ交換時や着替え時に赤子を寝かせる場所として活躍する。

この座布団の上に、上記のオムツ替えシートを敷いて使用。

ちなみに、座布団とひとことで言ってもサイズは様々あるが、少し大きめの「銘仙判」というサイズがちょうど良かった。

もちろんカバーをきれいに洗って、来客時には座布団としても活躍できる。

キ おまる・補助便座 

おまるは、排泄後の処分が面倒...そして早く、トイレという場所に慣れ親しんでほしい...という理由で、我が家は当初から補助便座を使用。

はじめはこちらを使用したが、掴まる場所がないので子が不安がり失敗(しかし帰省時など持って行けるので、活躍している)。

 

このようにハンドルか何か、掴まるものがあると力を入れやすいようで、こちらのタイプを使用している。

難点は、ハンドルが邪魔して一人で座れないところ。

男児なので、シッコは立って排泄するが、便器に届かないのでこれを使用している。

もうちょっと色味を抑えた商品を探したが見つからなかった。

使いやすいので、洗面所でも使用。

なお、どの家でも一度は悩むであろう「狭いトイレの中にどうやって補助便座を置いておくのよ」問題については、今後、折をみて触れようと思います。

 

3 その他

ア 衣類用洗剤

はじめは、子の衣類は別に洗濯...洗剤も気を遣って...と思ってたんですよ...

その手間に音を上げて、結局大人の衣類と一緒に、通常の市販洗剤で洗うようになり今に至る。

イ ブルースティック

刑務所で作っている石けん。

これは、子のウンチ漏れで汚れた衣類の下洗いに使った。細くて持ちやすい。これと100均の洗濯板が、手洗いセット。現在は保育園で使う上履きを洗うのにも使っている。 

子のウンチ汚れを落としながら、刑務所製品を使うことで社会の役に(少し)立てるなんてすごい!

ウ ハンガー 

こういう、「赤ちゃんの小さい服を干すための小さなハンガー」という商品が世の中にはある。

しかし、服を購入した店によってはハンガーも付けてくれたり、クリーニング店からもらうハンガーの中にこのサイズの物があったり(パンツ用など)するので、まずは家の中を探してみよう。なお、100均でも入手可能。

 

4 終わりに 

買わなかったモノについては散々なことを書いたが、必要としている人にとっては素晴らしい商品であることには違いない。

例えばおしりふき温め器だって、「ウチの子はお尻を拭くたびに大泣きして、一度泣いたら1時間抱っこし続けないと寝てくれない...私は寝不足なのに...」と悩んでいるお母さんがいたら、この商品は福音となるかもしれない。(我が家はそうではなかったので不要だっただけである)

だから、仮にこのサイトを御覧になっている方が男性だったら、奥さんから「おしりふき温め器がほしい」と提案されても、無下に却下しないでほしい。数千円で解決できる悩みを抱えているかもしれないのだから。

ところで冒頭で哺乳瓶の話に触れながら、哺乳瓶まで到達できなかったので、また次回にします。