甘い麦

共働きで年子の兄弟を育てる記録。主に仕事と家事育児の両立について。

【収納】子どもに自分で片付けさせる編

「おまえは1枚のCDを聞き終わったらキチッとケースにしまってから次のCDを聞くだろう?誰だってそーする おれもそーする」

こーいう性格をしていると、育児中の散らかり(主に子どもによる)によるストレスは相当なものになる。

得てして子どもはおもちゃでも何でも「出すこと」「ちらかすこと」は好きだが、「しまう」「片付ける」ことは嫌いである。

そこで今回は、「子どもにでも片付けやすい収納」について。

 

1 おもちゃ

 

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リビングにあるおもちゃの収納場所。下2段は子どもの手が届くので、おもちゃに使用している。(なお、棚は下記2−ア無印の棚と同じ規格になるようオーダーして作成し、上段右のマスには無印の収納引出しを入れている。)

ア 有象無象系 大量収納

何かのオマケからきちんと選んで買ったものまで、様々な大きさ・見た目のおもちゃが、黙っていても増えていく。「おもちゃ箱」で検索すれば様々な商品が見つかるが、我が家では「片付けやすさ」「おもちゃ箱としての用途が終わってから転用できるか」に重点を置いて、現在はこの商品を使っている。

このバケツに、大小様々のおもちゃをザザっと入れている。何色か用意して、色別に中に入れる物を分けてもよい。

 

イ カテゴリ別収納

だんだんとお気に入りのおもちゃ、よく使うおもちゃが出てくる。

それらを上記のバケツと分けて収納しておけば、使う都度すべてをブチまける、ということもなくなる。片付けるときも、「○○はどこ?」と考えながら、戻すべき場所に戻す、という訓練にもなる(はず...と信じている)。

現在の我が家では、「電車・くるま等の乗り物」「積み木」「戦隊ヒーロー関係」など。

これらは、ジャンル別に小さめのカゴやこの商品に収納している。

www.muji.com

 

2 衣類

ア かばん・衣類

保育園に持って行くかばん・明日着る服などの収納は、保育園の収納(=オープン棚・個人別になっている)を参考にしている。

使っているのは、この棚

 

この棚を横置きして、上段に各自の保育園かばん、下段に上記アのバケツ(サイズがちょうど合う)を入れて各自の明日着る衣類・ハンカチなどひとそろいを収納。

各自のかばんと明日着る服だけで計4マスも使ってしまい、かなり無駄の多い使い方だとは思うが、子どもが自分ひとりで出し入れできることを重視し、しばらくはこの使い方で行く予定。

なお、この棚は衣類収納部屋に置いているので、取り込んだ洗濯物の中から、明日着る服があれば直接バケツに畳まずポイポイ収納できて楽。

また、オムツを使用する次男は、紙オムツ1枚1枚に記名のうえ、毎日使う分だけ持参する必要がある。このような面倒な作業を忙しい毎朝実施するのは大変なので、

パッケージから出し→あらかじめ全てに記名し→かごに収納し、上記の棚の1マスに収納

して、毎日必要分だけ取り出している。オムツの記名を数十枚一気にやる作業は、途中から文字のゲシュタルト崩壊を起こす又は写経でもしているかのような無心の境地に至るので、このグッズを利用している。

この商品は、兄弟が増えた場合ゴム印のみ追加注文できる「兄弟用セット」もあるので利用して2人分揃えた。 

 

イ ジャンパー・帽子・ヘルメット

帽子や冬の防寒着も、「子どもが自分で片付ける・取り出す」ことができることを重視し、このようなポールハンガーを上記アの棚の横に置いている。

現在は二人とも手が届く下段が大活躍している。

自転車の子ども用ヘルメットは、置くと場所を取るので、玄関にフックを取り付け掛けて収納。(これは位置が高いので、大人がヘルメットを掛けている)

※「ジェネリック家具」で、デザインを受け継ぎつつ安価に入手できる。

なお、こちらは相当の重量があり、石膏ボードの壁に設置を試みたが上手く行かず、設置場所の補強を行った。

日曜大工したことのない不器用な人間でも何とかなるので、この商品お勧めです。

ほかに、カーテンのタッセル(帯)を掛けておく壁のフックが取れかけたときなどにもこの下地剤は使える(←我が家ではこの用途でだいぶ使ったが、一般家庭ではそんなことないのでしょうか...?)

 

3 終わりに

ここまでアレコレ「片付けやすさ」を優先した収納を考えても、子どもは基本的に片付けを嫌がる。

だから、片付けは「出かける前、寝る前、テレビを見る前」などの節目に機会を設けて、ほとんどの場合「一緒にやろう」と促しながら何とか実施...という状態である。

それでも「疲れた、やだ」と拒否されたり、片付ける側からちらかしたり、ということもしょっちゅうあり、また外出前などは時間も迫っていることも多く、こちらも鷹揚に構えてばかりはいられない。そのようなときは「強権発動」している。

このロボット(彼)の動きの不規則さに対し子どもらは一定の畏怖の念を抱いているので、彼が発動すると、彼に食べられまいと必死に片付けを始める。

 

最後結局これかい、という感じですが、こういう文明の利器の力も借りながら、何とか片付けさせています...。

 

おもちゃについて、中級編はこちら

amaimugi.hatenablog.com 

 

上級編はこちら

amaimugi.hatenablog.com