【幼児の絵本】我々はいかにして桃太郎を知り、あるいはシンデレラを知ったか?
4歳の長男から、「保育園で桃太郎を読んだ」「今日は白雪姫を聞いた」と報告を聞くようになり、ふと思った。
桃太郎・シンデレラのような、古典的な昔話や童話を、私はいつ、どうやって覚えたのだろうか...と。
真っ先に候補に挙がったのはこれ
毎週土曜日の夜、放映していたまんが日本昔ばなし。
しかし、桃太郎などはこれを視聴する前から知っていた気がするし、童話は対象となっていない。
自宅に昔話や童話の絵本がたくさんあったわけでもない...
(こういうやつ)
しかし我々は一般常識として知っている、桃太郎を、シンデレラを。
これはやはり、いわゆる、ベッドサイドストーリー的な、親が口語伝承するパターンか!?
今まで、
【幼児の絵本】親になった大人のための、絵本紹介 - 甘い麦など親子で楽しめる絵本を選んできたけれど、一般常識を付与すべく桃太郎やシンデレラを読み聞かせておかないと、いずれ子供が
...おまえ「桃太郎」知らねーのか?「桃太郎」知らねーやつがよおー この日本にいたのかよォー グレート!本当かよ 信じられねーやつだぜ... こんなやつと会話したくねーって感じだな!
などと言われかねないッッ!
さっそく実践を試みたものの...何も見ずに話すのは、
結構むずかしい。
要点だけ伝えることはできる。たとえば、
<桃太郎>
1 老婆が川で桃を拾う
3 桃太郎は鬼退治へ行くことに
4 道中、きび団子を目的に集った猿・雉・犬(順不同)が味方になる
5 皆で鬼を退治し、幸せに暮らした
という感じで、大筋は合っている(はず)が、非常にあっけない。10秒で終わる。
そこで、これを読んでみることにした。
1日1話、古今東西の昔話や童話が半ページサイズ(読み聞かせ数分程度)でコンパクトに収まっている。
「◯月◯日のおはなし」と各話に日付がついていて、たとえば7月7日は「七夕物語(中国の昔話)」というように、季節に合わせた話も入っている。
索引から読みたい話を探して読むことも可能。
また各話が「楽しい」「悲しい」「こわい」「考えさせられる」にジャンル分けされており、その日の気分で選ぶこともできる。
半ページに収まっているので、実際の物語よりも簡易版にはなっているが、興味を持つ話は個別に絵本を買い求めるなどしたらよいと思う。
感情を込めて読み聞かせていると、子供達だけではなく!
オレはひきずり込まれていたッ!すでに!「ストーリー」の中に
ジョジョの奇妙な冒険 47 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 あ 41-50)
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/11/18
- メディア: 文庫
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