【収納】納戸編
12月27日、飾っていたクリスマスツリーを納戸に片付けました。
今回は納戸の収納について。
0 はじめに
突然だが、各所の収納の中で納戸は難易度が高い。
収納について見直す場合、納戸は最後に「どうしても他にしまう場所がない・使う場所が定まっていない」という消極的な理由で集まってきたものをしまう場所であり、
はじめから納戸ありきの収納を考えると、雑多な物が入り過ぎて使い勝手が悪くなるので注意が必要である。
1 納戸の使い方
納戸に限ったことではないが、
ア 棚板の位置を変えられる場合はどんどん変える
イ 取り出しやすく
ウ しまった物が一目でわかる
ような工夫が必要である。
ア 棚板の位置を変える
しまう物の高さに合わせてどんどん棚板の位置を変えることで、デッドスペースを減らす。(当たり前のようだが、振り返ると初期設定のまま使っていることが意外と多い。)
我が家の納戸はざっくりこのようになっている。
棚板を移動し高さに違いを出して、高さのある6段目に掃除機・アイロン台など背高の物を入れている。
なお、これだけでは6段目に無駄なスペースができるので、このようなプラスチック引出しを入れて、引出しごとに「電池・電球など消耗品」「薬」「虫除けなど」とざっくりジャンルを決めて細々したものを入れている。
また、6段目で高さを取った結果、非常に薄くなった5段目には、100均の浅いカゴを引出し状に出し入れできるようにして、「アイスノン」「マスク」等の浅くとも収納できる物を入れている。
イ 取り出しやすく
上記アと矛盾するようではあるが、デットスペースをなくそうとするあまり、テトリスのように隙間なく詰め込むと、取り出しづらくなる。
収納は「詰め込めるだけ詰め込む場所」ではなく「出し入れする場所」なので、しまい方や、カゴなどを使って取り出しやすくする工夫が必要である。
また、収納をよく使う人の特徴(背の高さ・利き手)も考慮することも大切である。
我が家の納戸は、私基準で3種類にゾーニングしている。
ゴールドエリア:立ったまま取り出せる(3〜5段目の手前側)
シルバーエリア:背伸びしたり屈んだりする必要がある(2段目と6段目の手前側)
ブラックエリア:踏み台を使ったり、手前の物を出したりしなけれな届かない(1段目と、各段奥側)
そして、物を出し入れする頻度に合わせて収納している。
・ゴールドエリア:生協の注文書、アイロン、裁縫箱、工具箱、ネームスタンプセット、ガムテープと荷造り紐、マスク、アイスノン
・シルバーエリア:紙オムツのストック、掃除機、アイロン台、電池等の消耗品、薬
・ブラックエリア:季節もの(クリスマスツリー、扇風機、風鈴等)、今は使っていない物(テレビゲーム機)、非常食
ウ 一目でわかる
ゴールドエリア・シルバーエリアは一目でしまっている物がわかるが、ブラックエリアは一手間かけなければ何があるかわからない(踏み台を持って来る、前の物を出すなど)。
また、カゴや引出しを使う場合も、開けてみないと何が入っているかわからなくなる。
これは非常に面倒なので、各棚板にマスキングテープを貼り、「その段に収納しているもの(手前)(奥)」を書いておく。
(奥)は、家族が物を探すときももちろんだが、自分が探し物をする時にも、無駄に手前の物を出して奥を探す...ということを防止するために貼っている。
(手前)は一見不要だが、「一度出した物を、元ある場所に戻す」ために貼っておくとよい。
何せ我々人間は忘れやすいッ!これは大前提だッ!
だから、忘れっぽいならよォー メモっておけよなぁー 几帳面によぉ〜
2 おわりに
先週、インフルエンザで1週間程度ダウンし、家の中での夫との会話も携帯電話を使用するレベルに引きこもっていたのだが、
「○○どこにあるんだっけ?」と夫に質問されても(※)、「納戸の○段目のカゴの中」とスマートに伝達できて、整理整頓やっててよかった...と心から思った。
これが「言葉では説明できない場所」とか「探してみないとわからない」となると、ゴホゴホゼェゼェ言いながら納戸を漁ったりしないといけないからね!
※ 本当は、「物の置き場所を自分しか知らない」という状態をゼロにしたいと考えている。家庭も会社も、「○○さんじゃないとわからない」「○○さんがいないと詰む」というのは、組織として不健全だと思うので。